クアルコム 株価 5Gと人工知能AIチップで再び成長!

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クアルコム 株価 5Gと人工知能AIチップで再び成長!

クアルコムはファブレスの半導体チップ設計企業であり、主に携帯電話における半導体チップの設計を行っています。

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株価は80ドルから60ドルまで下がった後、不安定でしたが、本日、株価は21%上昇しました。

アップルとの訴訟問題が解決したためです。

アップルは、クアルコムとの特許に関する訴訟問題から、クアルコム製の半導体チップを2018年に完全に停止し、インテルのチップを採用していました。

しかし、次世代通信の5Gはクアルコムの設計が世界的にリードしており、インテルは5Gに関して遅れていたため、アップルはクアルコムのチップが必要でした。

また、クアルコムもアップルの携帯に同社のチップを入れたかったことから、アップル、クアルコムとも和解へと動きました。

2018年に赤字を計上したため、PERは産出されていません。

2019年におけるPERの予測は25となっています。

配当は3.5%となかなかです。

クアルコムの収益

売り上げは少しづつですが、減少しています。また、当期利益の伸びも今一つですね。

2018年に赤字になった理由は、アップルからのライセンス料支払い停止や、台湾における独占禁止法の課徴金によるものです。

HiSilicon(前身はファーウエイのデザインセンター)など中国の半導体チップも勢力を増しており、Qualcommの売り上げ減少の要因の一つとなっています。

流動比率は153%と問題ありませんが、現在の利益率は2%と非常に低いです。

Qualcomm Analyst Day 2019 – CEO Steve Mollenkopf Opening Presentation

売上高と営業利益率推移

売上高と営業利益の推移です。

2020年は予測です。

営業利益率はおおむね20%程度ですが、非常に不安定です。

先にも書きましたがアップルからのライセンス料支払い停止や、台湾における独占禁止法の課徴金など外的要因によって利益率の変化が生じています。

今後、これらの要因がなくなれば安定的に推移するものと考えられます。

1株あたり利益(EPS)と配当

こちらは1株当たりの利益(EPS)と配当です。

利益のほとんどを配当として支払っていることが分かります。

2018年のEPS は利益が赤字だったため算出されていません。

配当と配当性向

こちらは配当と配当性向です。

非常に高い配当性向を示しており、株主への還元が高いことが分かります。

配当と増配率

こちらは配当と増配率です。

最近、増配はほぼ止まった状態です。

1株あたりの利益(EPS)と1株当たり純資産

こちらは1株あたりの利益(EPS)と1株当たりの純資産です。

1株当たりの純資産は2018年から大きく低下しました。

利益剰余金が約3兆円から約4000億円に減っており、この低下から説明することができます。

キャッシュフロー

フリーキャッシュフローは最近では約6000億円を生んでいます。


まとめと今後

約2.5兆円の売り上げのうち、約5500億円がライセンス収入です。

もし、アップルからライセンス料が入るようになり、2016年ごろの利益を稼げるようになれば、利益率は20%程度に回復することができると考えられます。

マイクロソフトとクラウド用AIチップの試験を行うことを表明しており、今後、この分野で伸びていく可能性があります。

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