Lightsail バックアップの取り方!簡単で効率的な方法をまとめました。
バックアップの取り方には下記の2通りがあり、Lightsailのスナップショットを使う場合と、プラグイン All-in-One WP Migration を使う場合があります。
今回は、バックアップの取り方と復元の仕方について述べたいと思います。
バックアップ方法 | 頻度 | ファイルダウンロード | |
1 | スナップショット | 週1回 | 必要なし |
2 | プラグインAll-in-One WP Migration | 月1回 | 必要 |
いずれもインスタンスのコピーを行いますが、スナップショットの場合、データはLightsailの中に置くためファイルのダウンロードの手間が掛かりません。
プラグインAll-in-One WP Migration の場合、ファイルのダウンロードを行う必要がありますが、たいした手間ではありません。
バックアップの頻度としては、スナップショットは週1回、プラグイン All-in-One WP Migration は月に1回程度になります。
ただ、 All-in-One WP Migrationによるバックアップ はしなくても問題ないかと思いますが念のため行っておいた方がいいでしょう。
スナップショットによるバックアップ
スナップショットによるバックアップの取り方
インスタンスで縦に並んだ3つの点をクリックし、管理を選択します。

スナップショットをクリックします。

スナップショットの作成をクリックし、バックアップが完了です。
数分で完了します。

スナップショットによる復元の仕方
スナップショットによる復元手順は下記になります。
インスタンスで縦に並んだ3つの点をクリックし、新規インスタンスの作成を選択します。

新規インスタンスプランの選択を行います。
私は3.5ドルを選択しています。

インスタンスの作成をクリックします。

数分で下記の右側に2つ目のインスタンスが生成されます。

次にネットワーキングにおけるインスタンスで縦に並んだ3つの点をクリックし、管理を選択します。

元のインスタンスでデタッチをクリックし、静的IPアドレスを外します。

スナップショットから新規に生成したインスタンスにアドレスを付け直して復元完了です。

以上のようにスナップショットを使ったバックアップと復元は非常に簡単です。
古いインスタンスは忘れずに削除しましょう。
プラグイン All-in-One WP Migration File Extension によるバックアップ
プラグインAll-in-One WP Migration によるバックアップ
まずはプラグインAll-in-One WP Migrationをインストールし、有効化します。

デフォルトではファイルのサイズが40Mに制限されていますが、以下の方法で512Mへ増加させることが可能です。
(68ドルで無制限に設定することも可能です。)
下記のリンク先からBasicで圧縮ファイルを自分のPCにダウンロードします。

その圧縮ファイルをプラグインの新規追加、さらにプラグインのアップロードからインストールします。

左の All-in-One WP Migrationをクリックし、エクスポートを選択します。

エクスポート先をクリックします。

下記でファイルを設定すると、アーカイブファイルの作成が始まります。

数十秒後にダウンロードするか聞かれるので、ダウンロードします。これでバックアップ完了です。

また、エクスポートを行った後は、サーバーに同じファイルが生成されてしまいます。
これをそのままにしておくとサーバーの設定容量を超えてしまい、下記のようにサイトが表示されなくなる場合があります。

実際、私はこの対応を行わなかったため、サイトが開けなくなってしまった経験があります。^^)
このため、必ず下記のバックアップの画面からファイルを削除するようにしてください。
赤い×を押すだけです。

プラグインAll-in-One WP Migration による復元
復元の仕方もいたって簡単です。
下記のAll-in-one WP Migrationからインポートをクリックします。

下記の画面でファイルをドラッグ&ドロップすることで復元完了です。
