ジョンソンエンドジョンソン【JNJ】 株価 積極なM&Aにより成長中!
ジョンソンエンドジョンソンはバンドエイドでお馴染みの企業ですが、薬や、スキンケア、シャンプーなどで売り上げの60%を占めます。
それ以外にもリステリンや、TYLENOL(鎮痛剤)などの様々なブランドを有した企業です。


ジョンソンエンドジョンソンの株価を下記に示します。
ベビーパウダーの訴訟問題により、株価は不安定な動きを示しています。
PERは24で少し割高感があります。
配当は2.45%でもう少し欲しいところです。
私も所有していましたがベビーパウダーの訴訟で株価が下がり始めたため、仕方なく売却しました。
それでも数十万円の利益は確保することができました。

やはり、薬剤を取り扱う企業は訴訟問題につながるリスクがあります。
現在でもまだ、1万3000件の訴訟が行われています。
ただ、先日大規模な統計調査でベビーパウダーと卵巣がんとの関係はないことが報告されました。
ジョンソンエンドジョンソンの収益
下記に、売り上げと利益を示します。
売り上げ、利益とも非常に安定しています。

流動比率147%は立派な数字です。
手持ち資金が潤沢にあります。
売上高と営業利益率
2019年における営業利益率は29%と改善しています。

1株当たり利益と配当
1株当たり利益と配当です。
非常に安定した配当を支払い続けていることが分かります。
株主への還元を重要視していることが分かります。

配当と配当性向
こちらは配当性向を示します。
得られた利益の約50%近くを配当で還元していることが分かります。

配当と増配率
こちらは増配率です。
年々約6%程度増配しています。

1株当たり利益(EPS)と1株当たり資産
こちらは1株当たりの利益(EPS)と1株当たりの純資産を示します。
純資産は意外にも一定ですね。
M&Aにより増加しているものと思いましたが、訴訟費用で打ち消されているようです。

キャッシュフロー
フリーキャッシュフローも安定してえ得られていることが分かります。

ジョンソンエンドジョンソンの今後
下記に示すように、年2~7%程度の成長をしています。
特にスキンケア美容用品の売り上げ増加が7%と大きいです。
中国のインターネット通販サイトTmallでも販促に力を入れています。

下記の独特の形状をしたシャンプーのVogueや、Dr Ci Laboなど積極的にM&Aを行っており、収益の増加に貢献しています。


訴訟問題により、株価が不安定になる点が気になりますが、ジョンソンエンドジョンソンは、非常に優れた製品およびブランド力を有しています。
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