インスタンス 停止と終了の違い!AWSのEC2について!
下記にAWS EC2インスタンスの状態をまとめます。
インスタンス | データ | アクセス |
停止 | 消えません。 | できません。 |
終了 | 消えます。 | できません。 |
開始 | 消えません。 | できます。 |
インスタンスの停止はデータは消えず、再度立ち上げることができます。
もし、コピー先のインスタンスがなんらかの失敗で動作しなくなってしまった場合、この停止していたインスタンスを再度、開始させることでアドレスが自動的に付与され、元の状態に復旧させることが可能です。
インスタンスの停止は、例えばインスタンスをバックアップとしてコピーし、今は使用しないため、停止しておくというものです。
しかし、終了はデータが消えてしまい、2度と立ち上げることができないので注意が必要です。
アドレスは付与されないためアクセスはできません。
インスタンスの終了はそのインスタンスが完全に不要となったため、削除するために使用します。
インスタンス停止

データは消えません。
停止中はアクセスできませんが、開始により、再度立ち上げることで、アクセスできるようになります。
インスタンス終了

データは消えます。
終了した場合、立ち上げることはできません。 アクセスすることもできません。
インスタンス開始

停止していたインスタンスを開始します。
インスタンスにアクセスできるようになります。
まとめ
以上のようにインスタンスの停止および終了は大きな違いがあるため、注意してください。
もう一度以下にまとめます。
インスタンス | データ | アクセス |
停止 | 消えません。 | できません。 |
終了 | 消えます。 | できません。 |
開始 | 消えません。 | できます。 |
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