どのような米国株を選んだらよいか迷っているかと思います。
私も当初はどのような米国株を選ぶべきか迷いました。
私はこれまで主に米国株で金融資産1億円を達成することができました。
そして配当金で経済的自由を得ることができました。
今回は、どのような米国株を選ぶべきか述べたいと思います。
米国株の魅力

米国株は高配当銘柄が多く、とても魅力的です。
たとえばコカ・コーラやマクドナルドは配当利率が3%程度あります。
これらの企業の配当で、経済的自由をもたらしてくれます。
さらに配当も増配する銘柄も多数あります。
株を買い増しすることなく配当金が増加するのです。
また、米国企業は株主を大切にする文化があります。
得られた利益で自社株買いを行うことで、さらに株価上昇につなげます。
自社株買いの詳細は下記を参考にしてください。
米国株のメリットとデメリットの詳細は下記を参考にしてください。
基本的な米国株の選び方

基本的な米国株の選び方を3つ取り上げます。
高配当銘柄に注意する
肌感覚として10%以上の高配当銘柄は注意した方がいいでしょう。
このような企業は名前の知らない企業が多く、財務的にヘルシーでない場合があるためです。
実際、私も米国株を始めた時にこのような高配当企業へ投資をしていたのですが、株価が下がってしまうという結果になってしまいました。
このため、名前の知らないような高配当企業には投資しない方がいいでしょう。
米国株も日本株同様にNISAを使うと配当に掛かる税金を減らすことができます。
さらにADR銘柄と組み合わせることで、税金をゼロにすることも可能です。
詳細は下記を参照してください。
1つの銘柄に固執せずに分散して投資する
よく言われていることですが、できるだけ複数の銘柄を持つといいでしょう。
できれば10銘柄程度、持っておくといいと思います。
1つの銘柄のみに投資した場合、仮にその銘柄の株価が大きく値下がりしてしまうと損失が大きくなってしまします。
分散させておくと、このような値下がりによる損失を低くすることができます。
私も10銘柄ほど所有しています。
ただ、重要な銘柄においては比率を高めに設定しています。
私のポートフォリオやおすすめ銘柄は下記を参考にしてください。
インカムゲイン(配当狙い)とキャピタルゲイン(株価狙い)を自分のライフスタイルに合わせて検討する。
60代の方が例えば、ネットフリックスやテスラなどの銘柄でキャピタルゲイン(株価狙い)のみを目指すことは今一度よく検討した方が良いと考えます。
この理由は株価低下によって投資した金額を失ってしまう可能性があるためです。
もちろん成功する可能性もあるのですが、 今後稼ぐことができない状況で、今持っている大事な資金をキャピタルゲイン(株価狙い)目的で投下することはハイリスクであるためです。
ブランド力を有し、安定的なキャシュフローのある企業への投資が有効であると思います。
一方で、30代で米国株を始めた人がインカムゲイン(配当狙い)のみ目指すことも検討要だと思います。
成長株に資金の一部を投資しておくと伸びやすい可能性があるためです。
自分のライフスタイルに沿った投資を検討することが重要であると考えます。
私はまだ現職で資金的に余裕もあります
このため私の場合はグーグルやアマゾンなどのキャピタルゲイン(株価狙い)に2割程度、コカ・コーラ、マクドナルドなどのインカムゲイン(配当狙い)に8割程度投資しています。
この結果、インカムゲインとキャピタルゲインの両方を得ることができており、金融資産1億円を達成することができました。
定量的な米国株の選び方

もう少し具体的に定量的に選択できるようにお話ししたいと思います。
難しく考える必要はありません。
私が理解しやすいように簡潔にまとめました。
私の考えは米国有名投資家ウオーレンバフェットの考えが色濃く反映されています。
以下、具体的に3つに示します。
それぞれについて説明したいと思います。
売上、利益が毎年、安定して増加している企業
具体的に見るように、楽天証券から引用します。
ログイン後、グーグルを選択し、”業績・予想”をクリックします。

以下のように売上、当期利益を確認することができます。
売上高、当期利益において、きれいな上昇を見ることができます。
グーグルにおける売上成長率は20%と世界的に見ても、非常に優秀なパフォーマンスを出しています。
当期利益は2015年に対して、2019年でほぼ2倍になっていることが分かります。

以下に株価を示します。
2015年と比較し、2019年では、ほぼ2倍近く上昇していることが分かります。
これは当期利益とほぼ同じペースで増加していることを意味します。
つまり、利益の増加が株価増加につながっていることが分かります。

これは株価収益率のPERから説明することができます。
PERとは簡単に言うと、企業の価格÷企業の利益になります。
企業の価格はすなわち株価になります。
このPERが高いと、その企業は割高、PERが低いと割安ということになります。
おおむね米国企業では、この値は20というところです。
企業の利益が増加すると、PERの値は低下します。
このため、投資家はその企業が割安であるという認識から、その株の購入へと動きます。
この株の購入によって株価が上昇することになるのです。
このように、売上と利益が毎年、安定して増加することが重要になります。
利益率が高い企業(20%程度)
次に利益率に焦点を当ててみましょう。
利益率は、同様に”主な指標”をクリックし、成長性・収益性から確認することができます。
グーグルの利益率は25.5%と非常に高いことが分かります。
日本の企業では10%もあればいい方だと思います。


なぜ、高い利益率が重要なのか?
それは以下のように大きく2つの理由があります。
1. 高い利益率は強い消費者独占力を示している。
2. 得た利益により企業が成長し、さらに利益を増やすことができる。
ものが溢れているこの世の中で、自社の商品やサービスを購入、あるいは使ってもらうのは至難の業です。
購入してもらえる唯一の手段は価格を下げることです。
しかしこの場合、費用は削ることが困難であり利益が削られてしまうことになります。
つまり、相応の利益率があるということは、消費者がその商品、サービスにおいて他社にない良さを認識し、購入、使用しているということであり、強い消費者独占力を有している証拠なのです。
このように利益率ができるだけ高い企業が重要になります。
流動資産が流動負債と同等であるか、上回った企業。
流動資産とは簡単に言えば現金であり、流動負債とは直近に返さなければならないお金です。
財務体質がヘルシーな企業は、この流動資産が流動負債に対して上回っています。
楽天証券でも以下のように”財務”から確認することができます。


グーグルでは流動負債に対して、4倍以上の流動資産を有していることが分かります。
つまり、借りたお金の4倍に相当する現金を有しているということになります。
財務的にヘルシーな企業と言うことがでるでしょう。
流動資産が流動負債を上回っていることが重要です。
まとめ
購入の際には以上に述べた内容に対して十分に分析することが重要になります。
みなさんも、株価が10倍になるというようなインチキに惑われされないようにしましょう。
自分自ら十分に調査することが重要です。
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