アリババのポートフォリオ
アリババは主にB2Bの企業間電商取引Alibaba.comを運営していますが、下記のように多くの事業を有しています。
トレンドの事業はほぼ有しています。

- オンラインショッピングのTaobaoやTmall (楽天に相当)
- オンライン決算のアリペイ
- クラウドビジネスのアリババクラウド
- タクシー配車サービスの滴滴出行 (Didi Chuxing)
- 動画サービス 優酷-土豆 ( Youku-Tudou, Youtubeに相当)
- インド通販大手のSnapdeal、東南アジア通販大手のLazada
- ネット出前

アリババの株価
以下アリババの株価を示します。
2018年後半に、Tencent株の下落や、アメリカとの関税合戦によって大きく株価を下げましたが、最近はだいぶ持ち直しました。
PERは52と高値です。Amazonの80に比べればまだいい方です。
配当はありません。
中国企業ですがニューヨークにADRとして上場しているため、楽天で買い入れ可能です。
アリババの売り上げと利益
アリババの売り上げと利益を示します。
売り上げが、まだまだすごい勢いで上昇しています。2018年と比較し、2020年では売り上げがほぼ倍になっています。
中国の景気減速という言葉からは想像できない売り上げです。
利益も上昇していますが、もう少し増加が欲しいところです。

アリババのすごいところは利益率で40%近くにもなるところです。
現在、中国都心部の市場飽和から、クラウド事業やエンターテイメント事業にに力を入れており、クラウド事業では84%の伸びとなりました。
また、先ほど述べたようにインドや東南アジアに力を入れています。
インドではオンラインマーケットや電子決算のPaytmや、食品オンライン販売のBig Bascket、物流プラットホームのXpressbeesに投資しており、今後も業績が拡大していくものと思われます。
先日、アマゾンは中国から撤退することを発表しました。
アリババと、JDドットコムが82%のシェアを占めており、中国勢の牙城を崩すことができなかったようです。
また、下記のようにインターネットモールAliExpressを世界へ広げています。


アリババの今後と株価予想
Tencent株が中国政府のゲーム規制によって大きく下落したように、中国株は中国政府よる影響が大きいです。
なかなか手を出しにくい銘柄ですが、 また、機会があれば買いたい銘柄ですね。
おすすめのアメリカ株に関する記事は下記を参考にしてください。
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P&Gに関する記事は下記を参考にしてください。
コカコーラに関する記事は下記をどうぞ。
ユニリーバに関する記事は下記をどうぞ。