アリババ 株価 AliExpressでアマゾンを猛追!
アリババは主にB2Bの企業間電商取引Alibaba.comを運営していますが、下記のように多くの事業を有しています。
トレンドの事業はほぼ有しています。

- オンラインショッピングのTaobaoやTmall (楽天に相当)
- オンライン決算のアリペイ
- クラウドビジネスのアリババクラウド
- タクシー配車サービスの滴滴出行 (Didi Chuxing)
- 動画サービス 優酷-土豆 ( Youku-Tudou, Youtubeに相当)
- インド通販大手のSnapdeal、東南アジア通販大手のLazada
- ネット出前
Taobaoサイトより

以下アリババの株価を示します。
2018年後半に、Tencent株の下落や、アメリカとの関税合戦によって大きく株価を下げましたが、最近はだいぶ持ち直しました。
PERは52と高値です。Amazonの80に比べればまだいい方です。
配当はありません。
中国企業ですがニューヨークにADRとして上場しているため、楽天で買い入れ可能です。

アリババはだいぶお世話になりました。
2015年当時は、売り上げ、利益ともに爆上げだったのですが、なぜか人気がなく、安値で放置されてていたため、1株70ドル程度で全力で買い入れました。
そして、株価が2倍から3倍になり、2018年9月の少し落ち始めた時点で売却を行い、数百万円の利益を得ることができました。
アリババ収益と今後
アリババの売り上げと利益を示します。
売り上げが、まだまだすごい勢いで上昇しています。2018年と比較し、2020年では売り上げがほぼ倍になっています。
中国の景気減速という言葉からは想像できない売り上げです。
利益も上昇していますが、もう少し増加が欲しいところです。

アリババのすごいところは利益率で40%近くにもなるところです。
現在、中国都心部の市場飽和から、クラウド事業やエンターテイメント事業にに力を入れており、クラウド事業では84%の伸びとなりました。
また、先ほど述べたようにインドや東南アジアに力を入れています。
インドではオンラインマーケットや電子決算のPaytmや、食品オンライン販売のBig Bascket、物流プラットホームのXpressbeesに投資しており、今後も業績が拡大していくものと思われます。
先日、アマゾンは中国から撤退することを発表しました。
アリババと、JDドットコムが82%のシェアを占めており、中国勢の牙城を崩すことができなかったようです。
また、下記のようにインターネットモールAliExpressを世界へ広げています。


アリババのInvestor Presentationはこちら
ただ、Tencent株が中国政府のゲーム規制によって大きく下落したように、中国株は中国政府よる影響が大きいです。
なかなか手を出しにくい銘柄ですが、 また、機会があれば買いたい銘柄ですね。